DESIGN NOTES
伝わるサムネイルの、選び方。
記事は読みたい理由、動画は見たい論点、特典は受け取るもの。
用途に合わせて、文字とビジュアルの役割を変えます。
記事に使える見本を、36点追加
NewsPicks、クーリエ・ジャポン、Forbes JAPAN、Business Insider Japan、CINRA、Pen、WIREDの公開記事画像を比較しました。写真主体の記事画像と、文字入りの特集・連載画像を分けて観察しています。
写真主体の画像は、人物・現場・静物そのものが話題を示します。NewsPicksなどで確認した文字入りの見本では、短い論点と被写体の関係が明快です。これを踏まえ、追加分は「見出しで論点、補足で読める内容、画像で具体的な対象」を伝える設計にしました。
例:「技術を、顧客の言葉に」+「町工場の強みを伝える方法」。汎用的な「発想を変えるヒント」ではなく、記事の中身に結びつく補足を使います。
取材・業界解説・比較・実務ノウハウの用途を詳細画面に記載しています。実在メディアの固有レイアウト・写真・人物を複製せず、日本語入り16:9という本サイトの条件に合わせて、新しい架空の企画と画像を制作しました。
閲覧できた公開一覧・画像と記事の見出し・導入情報が対象です。媒体全体の統計や本文の事実検証、クリック率の測定ではありません。下の一次資料一覧では観察と制作への応用を分けています。
初期調査で見えたこと
NewsPicksとPIVOTの動画一覧では、人物と大きな日本語、部分的な強調色、短冊を組み合わせた見本を確認しました。一方、東洋経済やWIREDなどの記事一覧には、画像内の文字を抑えた写真・CGもあります。「主要メディアはどれも同じ型」ではありません。
初期100点では、12媒体の13の公開ページ・見本画像で観察した表現を整理し、日本語入りの16:9に設計したものです。さらに表現と業種の選択肢を増やす96点、今回の記事メディア調査を反映した36点を加え、現在256点です。メディアの画像の転載や、番組のロゴ・出演者・文章の複製はしていません。
| 用途 | 主役にする情報 | この見本集での設計 |
|---|---|---|
| 記事・note 158点 | 読みたいテーマと視点 | 余白、写真、文字、比喩に幅を持たせる |
| YouTube 54点 | 見たい論点と実演の内容 | 太い文字、人物、対比。右下に重要な文字を置かない |
| 特典・資料 44点 | 何を受け取り、何に使えるか | 冊子・カード・シートを立体や俯瞰で見せる |
業種と見せ方を、別々に選ぶ
AI・デザインに偏らず探せるよう、飲食、宿泊、不動産、金融、医療、採用、製造、物流、小売、旅行、スポーツ、環境を追加し、20分野に拡充しました。全業種を網羅する分類ではありませんが、仕事と暮らしの主要な用途を横断できます。
追加96点はフラットベクター、3Dイラスト、タイポグラフィを各32点。業種と独立して、左右分割・縦組み・グリッドなど8種類のレイアウト、8系統の配色で絞り込めます。既存100点も同じ分類軸に整理しました。
構図から選ぶ
| 表現 | 選ぶときの視点 | 見本 |
|---|---|---|
| 人物・発言 | 顔と短い論点で、誰のどんな話かを示す | 001 / 017 / 056 |
| 対談・問い | 二人の関係と中央の論点を明確にする | 051 / 059 / 080 |
| 文字主役 | 短いメッセージのサイズ・行間・強調語で差をつくる | 002 / 021 / 023 |
| 比喩・象徴物 | 抽象的なテーマを具体的なモノに置き換える | 004 / 006 / 007 |
| 図解・比較 | 同じ条件の左右比較や、単純な流れで違いを見せる | 026 / 054 / 065 |
| 画面・実演 | 何をつくるか、どこを直すかがわかる画面を見せる | 053 / 068 |
| 静物・自然光 | 小物と光で暮らしや美容の空気をつくる | 034 / 036 / 045 |
| モード・コラージュ | 切り抜きと余白で文化・デザインの視点を伝える | 005 / 020 / 047 |
| イラスト | 親しみやすさを、線・形・色でつくる | 003 / 040 / 050 |
| 抽象・テック | 形と光の関係で、見えない情報を視覚化する | 011 / 057 |
| 冊子・カード | 配布物の形と表紙を見せ、受け取る内容を伝える | 081 / 090 / 098 |
| シート | 整理された枠やチェック欄を見せ、使う場面を想像させる | 082 / 087 / 097 |
差し替えるときの3つのコツ
- 主見出しは、一つの話に。長い記事タイトルをそのまま入れず、画像で伝えるメッセージを絞ります。補足は主見出しより控えめに。
- 主役と文字の場所を、先に決める。人物の顔や商品の大事な部分に文字を重ねないよう、空ける場所まで指示します。
- 小さくして確認する。320px程度の幅で主見出しが読めるか、人物や小物の意味が残るかを確認。これは制作上の目安で、クリック率を保証する数値ではありません。
確認した一次資料
以下の「観察」は閲覧できた範囲の記録です。「応用」は本見本集の制作判断で、各媒体が公表したデザイン規則ではありません。
NewsPicks Brand Design ↗
確認範囲:公式の広告メニューと記事・番組の見本画像
観察:記事見本は強い単色の背景、切り抜き写真、比喩的な物体、明朝とゴシックの使い分けを含む。番組見本は二人の顔、モノクロ人物、番組ごとの色の統一がある。
応用:記事は人物だけに偏らず、文字・物体・図解も使う。対談では二人と論点を明確にする。
NewsPicks YouTube ↗
確認範囲:動画一覧で表示されたサムネイル
観察:二人・三人の顔と大きな日本語見出し、短冊状の色面、縁取り文字が確認できる。落ち着いた単独人物と明朝の見本もあり、番組により密度は異なる。
応用:問いかけ、対談、人物の発言を入口にする。内容が読める量に整理し、強調する語を絞る。
PIVOT ↗
確認範囲:公式YouTube動画一覧
観察:太い斜体に近いゴシック、白い帯、紫・黄・ピンクなどの強い配色、人物切り抜きの組み合わせが多い。主題と補足の二段階、比較用の小写真を並べる例もある。
応用:動画では主見出しの太さと色の対比を強める。比較の見本では同じ対象を左右に置く。
東洋経済オンライン ↗
確認範囲:記事一覧
観察:観察した一覧では、人物・仕事場・生活空間・製品の写真が主体。記事の長い説明は画像の外に置かれている。
応用:写真の具体性を生かし、文字入りへ応用するときは画像内の文章を短くする。
WIRED.jp ↗
確認範囲:記事一覧
観察:写真、抽象CG、コラージュが混在。観察した画像内には大きな日本語見出しを載せず、画像外の見出しと組み合わせている。
応用:AIを人物やロボットだけで表さず、抽象・ネットワーク・物の比喩も採用。文字入りの構図は本見本集側で新規設計する。
ギズモード・ジャパン ↗
確認範囲:記事一覧
観察:製品を大きく見せる物撮り、人物が実物を持つ実演写真、画面の接写が確認できる。観察した記事写真では日本語の文字載せは少ない。
応用:道具や操作画面を主役にし、文字で実演の見どころを補う。
BRUTUS.jp ↗
確認範囲:記事一覧・誌面紹介の画像
観察:観察した一覧では、食べ物の俯瞰、ファッションの切り抜き集合、余白のある写真を使う。小さな日本語と写真・イラストを組み合わせる記事画像もある。
応用:文化・暮らしでは紙の質感、写真のトリミング、明朝の余韻を取り入れる。
VOCE ↗
確認範囲:メイクアップ記事一覧
観察:肌や顔のクローズアップ、コスメの俯瞰、左右の比較、矢印で変化を示す写真がある。日本語の大きな番組タイトルと人物集合を組み合わせる例も確認。
応用:きれいめの人物、コスメ静物、配色の見本を用意。効果の数値や年齢の変化は借りず、メイクの工夫を伝える。
MAQUIA ONLINE ↗
確認範囲:トップページの特集・ピックアップ
観察:目元を含む顔の大きな写真、コスメを薄い色の背景で見せる静物、淡いピンクを基調にした特集表現がある。
応用:顔や商品の質感を主役にし、淡色と濃い文字の対比で読ませる。
ベネッセ教育情報 ↗
確認範囲:特集バナーと記事一覧
観察:ノートを背景にした青い大文字、丸みのある文字と子どもの写真、人物写真に重ねる短い白文字の例を確認。
応用:教育は丸ゴシック、ノートや本、手描き図形で親しみをつくり、学習のテーマを一つに絞る。
北欧、暮らしの道具店 ↗
確認範囲:商品・読みもの・案内画像
観察:自然光の衣類写真、複数の小物をタイル状に並べた画像、落ち着いた色面にモノと白文字を配置したガイド画像がある。
応用:暮らしは自然光、生活道具、低彩度の背景を中心に。特典は使う場面が想像できる物の配置へ応用。
ナタリー ↗
確認範囲:特集・インタビュー一覧
観察:人物の集合写真、音楽・作品のビジュアル、写真とイラストの分割構図、強いピンクのグラフィックを確認。文字密度は特集ごとに異なる。
応用:エンタメに写真、コラージュ、ポップなイラストの幅を持たせる。実在作品・出演者・ロゴは使わない。
HubSpot 日本語リソース ↗
確認範囲:ガイド・資料・ツールの一覧
観察:ノートPC上に資料の表紙を見せるモックアップ、図解的なイラスト、短い日本語の大見出しを用いた特典訴求を確認。
応用:特典は冊子・カード・シートの形を見せ、受け取るものを想像しやすくする。実物のない成果数値や冊数は加えない。
NewsPicks|公開記事一覧 ↗
確認範囲:2026-09-22に公開一覧の画像を確認。取得できた記事のタイトル・公開導入情報も補助的に確認。会員限定本文は対象外。
観察:切り抜き人物+論点、文字主役、写真に短い一文を重ねた形式を確認。同じ一覧内でも表現が異なる。
応用:一枚一論点に絞り、文字主役・写真・コラージュを記事内容で使い分ける。
クーリエ・ジャポン|公開記事一覧 ↗
確認範囲:2026-09-22に公開一覧の画像を確認。取得できた記事のタイトル・公開導入情報も補助的に確認。会員限定本文は対象外。
観察:確認した見本では、静物・ニュースの現場・人物・概念イラストが記事画像の主役。写真に大きな日本語見出しを重ねないものが中心だった。
応用:被写体が何の記事かを示すよう選ぶ。本見本集では日本語入りの条件に合わせて、写真を残す余白や帯に独自の見出しを追加。
Forbes JAPAN|公開記事・企画一覧 ↗
確認範囲:2026-09-22に公開一覧の画像を確認。取得できた記事のタイトル・公開導入情報も補助的に確認。会員限定本文は対象外。
観察:取材人物の環境ポートレート、商品や経済の静物、現場写真を確認。ブランド企画と一般記事の双方を見たため、広告企画だけの傾向として扱わない。
応用:人物の表情と環境で記事の対象を示す。人物写真が必要な場合だけ使い、背景にある文字余白を利用する。
Business Insider Japan|公開記事一覧 ↗
確認範囲:2026-09-22に公開一覧の画像を確認。取得できた記事のタイトル・公開導入情報も補助的に確認。会員限定本文は対象外。
観察:人物・企業の現場・商品写真に加え、イラストや動画用の文字入り画像も混在。記事と動画で文字量の差があった。
応用:取材・実務・解説で画像の役割を変える。今回は記事向けとして過剰な縁取りや大量の強調文字を避ける。
CINRA|公開記事一覧 ↗
確認範囲:2026-09-22に公開一覧の画像を確認。取得できた記事のタイトル・公開導入情報も補助的に確認。会員限定本文は対象外。
観察:撮影場所がわかるポートレート、作品の場面写真、対話する人物写真を確認。連載見本には独自の文字組みと写真枠が使われていた。
応用:人物の自然な場面と余白を生かす。文化記事では文字組みを変えて内容の温度を表す。
Pen Online|公開記事一覧 ↗
確認範囲:2026-09-22に公開一覧の画像を確認。取得できた記事のタイトル・公開導入情報も補助的に確認。会員限定本文は対象外。
観察:空間、香りの製品、時計の近接、人物写真を確認。掲載画像の比率にも幅があり、すべてが16:9ではない。
応用:静物・空間・素材に十分な面積を与える。16:9の見本では別途文字余白を設計する。
WIRED日本版|公開記事一覧 ↗
確認範囲:2026-09-22に公開一覧の画像を確認。取得できた記事のタイトル・公開導入情報も補助的に確認。会員限定本文は対象外。
観察:記録的な写真に加え、紙の質感を使ったコラージュや比喩的なビジュアルを確認。文字を増やさず抽象的な話題を視覚化する例があった。
応用:対象が見えないテーマには、仕事の道具や紙など具体物の比喩を使う。根拠のないグラフや数字は描かない。
調査の範囲と限界
公開ページの視覚的な比較調査です。全記事・全期間・会員限定コンテンツを調べたものではなく、クリック率の比較実験も行っていません。初期調査ではNewsPicks本体の取得に制限があり、公式Brand Designと公式YouTubeを確認しました。今回の追加調査では公開記事一覧の画像を取得し、記事用の表現も確認しています。NHKのページは利用案内が重なっていたため、デザインの根拠に含めていません。取得できなかったページや公式性を確認できなかったチャンネルも除外しています。
美容・健康の見本の文章は架空のコンテンツ企画です。元メディアの効果表現や数値を借りず、習慣・記録・見直しなどのテーマに置き換えています。
256点の画像は画像生成で新規制作しています。人物・資料の中身は架空です。プロンプトは再利用できますが、生成結果はツールや設定によって変わります。